コンポーネント:
作用機序:
治療オプション:
Kovalenko Svetlana Olegovna 、薬局による医学的評価、 最終更新日:26.06.2023

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医薬品の名前
FINIBAX
定性的および定量的構成
組成
有効成分
1瓶中
ドリペネム水和物0.25g(力価)
ドリペネム水和物0.25g(力価)
治療適応
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投与量(薬量)と投与方法
通常、成人は1日2回または3回、30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。小児は1日3回、30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。
症状を見ながら使用期間を決めていきます。
点滴開始から終了後まで、安静にしてください。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
バルプロ酸ナトリウムを投与中の患者[てんかんの発作が再発するおそれがある。(「相互作用」の項参照)]
特別な警告と使用上の注意
慎重投与
ドリペネムに関する注意
カルバペネム系,ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
本人又は両親,兄弟に気管支喘息,発疹,蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
高度の腎障害のある患者[血中からの消失が遅延する。また,痙攣,意識障害等の中枢神経症状が起こりやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」,「重大な副作用」及び「薬物動態」の項参照)]
肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
てんかんの既往歴あるいは中枢神経障害を有する患者[痙攣,意識障害等の中枢神経症状が起こりやすい。(「重大な副作用」の項参照)]
生理食塩液に関する注意
心臓,循環器系機能障害のある患者[ナトリウムの負荷及び循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ,症状が悪化するおそれがある。]
腎障害のある患者[水分,塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく,症状が悪化するおそれがある。]
重要な基本的注意
本剤によるショック,アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので,次の措置をとること。
事前に既往歴等について十分な問診を行うこと。なお,抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
投与に際しては,必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
投与開始から投与終了後まで,患者を安静の状態に保たせ,十分な観察を行うこと。特に,投与開始直後は注意深く観察すること。
発疹等の副作用の発現には特に注意し,症状が発現した時には,他剤に切り替えるなど適切な処置を講じること。なお,継続使用にあたっても,引き続き副作用症状に注意すること。
高齢者への投与
本剤は腎排泄型の薬剤であり,高齢者では一般に生理機能が低下していることが多いので,用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
高齢者では,ビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。
小児等への投与
低出生体重児,新生児に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]
望ましくない影響
副作用等発現状況の概要
<成人>
承認時における安全性評価対象例835例中,副作用は37例(4.4%)に認められた。主なものは,下痢6例(0.7%),発疹5例(0.6%)であった。また,臨床検査値の異常変動は,検査を実施した安全性評価対象例818例中,195例(23.8%)に認められた。主なものは,ALT(GPT)上昇102例/806例(12.7%),AST(GOT)上昇78例/807例(9.7%)であった。
再審査終了時における製造販売後調査での安全性評価対象例3787例中,臨床検査値異常を含む副作用は471例(12.44%)に認められた。主なものは,ALT(GPT)上昇115例(3.04%),肝機能異常112例(2.96%),AST(GOT)上昇100例(2.64%)であった。
再審査終了時における製造販売後臨床試験での安全性評価対象例200例中,臨床検査値異常を含む副作用は82例(41.0%)に認められた。主なものは,ALT(GPT)上昇27例(13.5%),AST(GOT)上昇27例(13.5%)であった。
重症・難治性感染症患者を対象とした1回1.0g(力価)1日3回投与による臨床試験の安全性評価対象例101例中,臨床検査値異常を含む副作用は42例(41.6%)に認められた。主なものは,ALT(GPT)上昇14例(13.9%),AST(GOT)上昇13例(12.9%),γ-GTP上昇9例(8.9%),下痢9例(8.9%),Al-P上昇7例(6.9%)であった。
再審査終了時における製造販売後調査での安全性評価対象例337例中,臨床検査値異常を含む副作用は99例(29.4%)に認められた。主なものは,ALT(GPT)上昇24例(7.1%),肝機能異常22例(6.5%),AST(GOT)上昇19例(5.6%)であった。
<小児>
承認時における安全性評価対象例107例中,臨床検査値異常を含む副作用は30例(28.0%)に認められた。主なものは,下痢14例(13.1%),血小板増多6例(5.6%),ALT(GPT)上昇6例(5.6%)であった。
再審査終了時における製造販売後調査での安全性評価対象例998例中,臨床検査値異常を含む副作用は171例(17.1%)に認められた。主なものは,下痢45例(4.5%),肝機能異常41例(4.1%)であった。
重大な副作用
ショック(頻度不明),アナフィラキシー(0.1%未満※):ショック,アナフィラキシーを起こすことがあるので,観察を十分に行い,不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎(0.1〜1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので,腹痛,頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝機能障害(0.1〜1%未満※),黄疸(0.1%未満※):肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
急性腎障害(0.1〜1%未満※):急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
汎血球減少症(0.1%未満※),無顆粒球症(頻度不明),白血球減少(0.1%未満※),血小板減少(0.1〜1%未満※):汎血球減少症,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少があらわれることがあるので,定期的に血液検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
間質性肺炎(0.1%未満※):間質性肺炎があらわれることがあるので,観察を十分に行い,発熱,咳嗽,呼吸困難等の異常が認められた場合には速やかに胸部X線検査等を実施し,間質性肺炎が疑われる場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
痙攣(0.1〜1%未満※),意識障害(頻度不明):痙攣,意識障害等の中枢神経症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。特に腎障害や,脳血管障害等の中枢神経障害のある患者に起こりやすいので,投与する場合には注意すること。
※:製造販売後調査の結果に基づく
重大な副作用(類薬)
溶血性貧血:他のカルバペネム系抗生物質で,溶血性貧血があらわれることが報告されているので,定期的に血液検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肺好酸球増加症(PIE症候群):他のカルバペネム系抗生物質で,発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う肺好酸球増加症(PIE症候群)があらわれることが報告されているので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
血栓性静脈炎:他のカルバペネム系抗生物質で,血栓性静脈炎があらわれることが報告されているので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
その他の副作用
次のような副作用があらわれた場合には,必要に応じて,減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
過敏症注1
0.5〜5%未満
発疹
過敏症注1
0.5%未満
そう痒,発熱,発赤,蕁麻疹
血液
0.5〜5%未満
顆粒球減少,血小板増多,好酸球増多
血液
0.5%未満
貧血(赤血球減少,ヘモグロビン減少,ヘマトクリット減少),血小板減少,好塩基球増多
肝臓
5%以上
AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇
肝臓
0.5〜5%未満
LDH上昇,Al-P上昇,γ-GTP上昇,LAP上昇,ビリルビン上昇
腎臓
0.5%未満
BUN上昇,血清クレアチニン上昇※
消化器
0.5〜5%未満
下痢
消化器
0.5%未満
嘔気,嘔吐,胃不快感,腹痛,食欲不振※
精神神経系
0.5%未満
しびれ感,振戦
菌交代症
0.5%未満
口内炎,カンジダ症※
ビタミン欠乏症
0.5%未満
ビタミンB群欠乏症状(舌炎,口内炎,食欲不振,神経炎等)※
ビタミン欠乏症
頻度不明
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症,出血傾向等)
その他
0.5〜5%未満
血清カリウム上昇
その他
0.5%未満
頭痛,倦怠感,ほてり,注射部位血管痛,電解質異常(血清カリウム,血清ナトリウム,血清クロール)※
注1:症状があらわれた場合には投与を中止すること。
※:製造販売後調査の結果に基づく
薬力学的特性
薬効薬理
薬理作用
好気性のグラム陽性菌,グラム陰性菌及び嫌気性菌に対して,幅広い抗菌スペクトルを有し,特に緑膿菌に対しては既存のカルバペネム系抗生物質に比べ強い抗菌力を有する16)。
作用機序
細菌の細胞壁合成酵素であるペニシリン結合蛋白(PBP)に結合し,細菌の細胞壁合成阻害により抗菌作用を発揮し,その作用は殺菌的である。
黄色ブドウ球菌ではPBP1に,緑膿菌ではPBP2,3に,大腸菌ではPBP2に高い結合親和性を示した16)。
薬物動態特性
薬物動態
血漿中濃度
健康成人
健康成人男性各6例に0.25g(力価),0.5g(力価)及び1.0g(力価)を30分かけて単回点滴静注したときの血漿中濃度を図1に,薬物動態パラメータを表1に示す。反復投与での体内動態は単回投与時とほとんど変わらなかった2)。
表1 薬物動態パラメータ参照
小児患者
小児患者(2ヵ月〜13歳)99例に20mg(力価)/kg〔体重25kg以上は0.5g(力価)〕を30分以上かけて点滴静注したときの血漿中濃度(190ポイント)を図2に示す。また,母集団薬物動態解析結果に基づいて推定した薬物曝露量を表2に示す3)。
表2 小児における薬物曝露量推定値注1(1日3回投与)参照
高齢者
健康高齢者(66〜69歳)6例に0.25g(力価)を30分かけて単回点滴静注したとき,高齢者では非高齢者に比べて血中からの消失が遅延する傾向が認められるものの,Cmaxに有意な差はみられなかった4)。
表3 薬物動態パラメータ参照
腎機能障害患者
腎機能障害患者12例に0.25g(力価)を30分かけて単回点滴静注したとき,腎機能の低下に伴い,血中からの消失が遅延する傾向が認められた5)。
表4 薬物動態パラメータ参照
健康成人,腎機能障害患者及び健康高齢者の92例から得られた921ポイントの血漿中濃度について,母集団薬物動態解析を行った。本剤の薬物動態に対する影響因子として,腎機能障害の程度(Ccr)の影響が大きく,Ccrに応じた投与量の調節が必要であると考えられた6)。
Ccr別の1日投与量ごとの曝露量(1日あたりのAUC)を表5に示す。また,Ccrに応じた投与量の調節は,「用法・用量に関連する使用上の注意」のCcr別の1日投与量の目安を参考にすること。
Ccr別の1日投与量ごとの曝露量(1日あたりのAUC)を表5に示す。また,Ccrに応じた投与量の調節は,「用法・用量に関連する使用上の注意」のCcr別の1日投与量の目安を参考にすること。
表5 Ccr別の1日投与量ごとの1日あたりのAUC(定常状態)注1参照
血液透析患者
血液透析患者6例に0.5g(力価)を1時間かけて単回点滴静注したときの血漿中濃度を図3に示す。点滴開始2時間後から4時間かけて透析することにより血液透析未実施の場合と比較してAUCは43%に低下した7)。(外国人によるデータ)
分布
皮膚組織,関節液,滑膜,海綿骨,皮質骨,喀痰,前立腺組織,胆汁,胆嚢,腹腔内滲出液,子宮・子宮付属器,骨盤死腔液,前房水,中耳粘膜,口蓋扁桃,中耳分泌物,歯肉,嚢胞,髄液への移行が認められた8),9)。
(参考)乳汁中移行
授乳ラットに[14C]-ドリペネム20mg(力価)/kgを静脈内投与したときの乳汁中放射能濃度は投与30分後に最高濃度に達したが,血漿中放射能濃度の約1/6であった10)。
授乳ラットに[14C]-ドリペネム20mg(力価)/kgを静脈内投与したときの乳汁中放射能濃度は投与30分後に最高濃度に達したが,血漿中放射能濃度の約1/6であった10)。
代謝・排泄
主として糸球体ろ過及び尿細管分泌により腎から尿中に排泄される。健康成人男性6例に0.25g(力価),0.5g(力価)及び1.0g(力価)を単回点滴静注したときの尿中排泄率は,投与量に関係なく,24時間までに未変化体として約75%,βラクタム環が開裂したジカルボン酸体(主代謝物)を含めると約90%であった2)。
ヒト腎デヒドロペプチダーゼ-Iに安定性を示す11)。
その他
血清蛋白結合率:0.5g(力価)1日2回反復投与試験において限外ろ過法にて測定した血清蛋白結合率は約9%であった2)。
薬物動態の表
表1 薬物動態パラメータ
投与量〔g(力価)〕 | n | Cmax(μg/mL) | AUC0-12 (μg・hr/mL) | T1/2(β) (hr) |
0.25 | 6 | 18.1±1.9 | 20.26±3.48 | 0.90±0.08 |
0.5 | 6 | 33.1±4.8 | 34.38±2.23 | 0.86±0.04 |
1.0 | 6 | 63.0±5.1 | 75.52±5.89 | 0.98±0.09 |
(測定法:bioassay)(mean±S.D.)
表2 小児における薬物曝露量推定値注1(1日3回投与)
投与量注2〔mg(力価)/kg〕 | n | Cmax(μg/mL) | 1日あたりのAUC (μg・hr/mL) |
20 | 99 | 30.5±2.6 | 140.6±23.1 |
注1:NONMEM(R)を用いて推定
注2:体重25kg以上は0.5g(力価)
(mean±S.D.)
表3 薬物動態パラメータ
投与量 〔g(力価)〕 | n | Cmax (μg/mL) | AUC0-24 (μg・hr/mL) | T1/2(β) (hr) | |
高齢者 | 0.25 | 6 | 17.5±2.5 | 25.72±4.62 | 1.43±0.19 |
非高齢者 | 0.25 | 6 | 18.1±1.9 | 20.26±3.48注1 | 0.90±0.08 |
注1:AUC0-12
(測定法:bioassay)(mean±S.D.)
表4 薬物動態パラメータ
Ccr (mL/min) | n | Cmax (μg/mL) | AUC0-24 (μg・hr/mL) | T1/2(β) (hr) |
50≦Ccr<70 | 4 | 21.9±1.3 | 40.55±5.89 | 1.98±0.38 |
30≦Ccr<50 | 6 | 21.2±4.6 | 48.21±13.41 | 2.16±0.32 |
Ccr<30 | 2 | 17.9 | 64.31 | 3.56 |
Ccr:クレアチニンクリアランス
(測定法:bioassay,HPLC)(mean±S.D.)
表5 Ccr別の1日投与量ごとの1日あたりのAUC(定常状態)注1
Ccr (mL/min) | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 0.25g×2回 | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 0.25g×3回 | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 0.5g×2回 | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 0.5g×3回 | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 1.0g×2回 | 1日投与量ごとの1日あたりのAUC(μg・hr/mL) 1.0g×3回 |
105≦Ccr | 34.7 (28.2-42.5) | 52.3 (42.7-64.3) | 69.4 (56.4-85.5) | 104 (84.4-129) | 139 (113-172) | 209 (170-256) |
70≦Ccr <105 | 41.3 (31.7-54.7) | 62.2 (47.4-82.3) | 82.7 (62.9-110) | 124 (95.0-165) | 165 (126-218) | 250 (191-331) |
50≦Ccr<70 | 58.2 (44.8-76.0) | 87.5 (67.5-115) | 117 (90.3-153) | 175 (135-229) | 233 (181-305) | 349 (271-459) |
30≦Ccr<50 | 82.9 (61.3-117) | 124 (91.3-176) | 166 (122-235) | 250 (182-346) | 332 (246-472) | 498 (368-700) |
Ccr<30 | 145 (95.9-269) | 215 (141-397) | 293 (189-518) | 433 (285-798) | 587 (378-1050) | 872 (574-1580) |
Ccr:クレアチニンクリアランス
注1:中央値(90%予測範囲),母集団薬物動態解析パラメータ(NONMEM(R)を用いて推定)によるシミュレーション結果
薬物療法グループ
カルバペネム系抗生物質製剤